2021年8月1日、鹿の幹細胞(プラセンタ)を使った商材で急成長していた「リーウェイジャパン」が、消費者庁より営業停止処分が下されました。
SNS上でもかなり活発に活動されていたので、今回の処分は本当にビックリしました。
それと同時に「やっぱりな…」という感じたのも事実です。
ただネットワークビジネスの会社で、設立・上陸直後で急成長した会社にはよくあることなんですね。
今回「リーウェイジャパン」が今回営業停止処分を受けた原因は何だったのでしょうか?
その辺りの原因を消費者庁から発表された資料を元に検証していきたいと思います。
目次
リーウェイジャパン
「リーウェイジャパン」は2018年6月に日本に上陸したネットワークビジネスの会社です。
「リーウェイ」自体は2008年7月シンガポールで創業され、今年で13年目を迎えるネットワークビジネス企業です。
その後、マレーシア、インドネシア、台湾、タイ、フィリビン、ミャンマーなどの東南アジアを中心に支社を設立。
日本には2018年6月に上陸し、大阪に支社が置かれ、現在は東京・福岡・大分に支社があります。
リーウェイジャパン会社概要
【リーウェイジャパン株式会社 東京支社】
住 所:〒105-0003 東京都港区西新橋3-16-11 愛宕イーストビル12階
電話番号:03-3436-6188
FAX :03-3436-6190
【リーウェイジャパン株式会社 名古屋支社】
住所:〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄2-102-12
アーク栄白川パークビル301号室302号室
TEL:052-684-6158
FAX:052-684-6159
【リーウェイジャパン株式会社 大阪支社】
住 所:〒542-0086 大阪府大阪市中央区西心斎橋1-5-5
アーバンBLD心斎橋11階12階
TEL :06-6125-5006
FAX :06-6125-5025
【リーウェイジャパン株式会社 福岡支社】
住所:〒812-0016 福岡県福岡市博多区博多駅南4-3-18
ツヅキ博多ビル2階
TEL:092-292-7826
FAX:092-292-7825
【リーウェイジャパン株式会社 大分支社】
住所:〒870-0035 大分県大分市中央町1-1-2
ニューガイア大分駅前ビル1階2階
リーウェイジャパン 営業亭処分になったのはなぜ?
今回のリーウェイジャパンの営業停止処分になった原因ですが、
消費者庁のHPでは下記の発表がありました。
消費者庁は、「PURTIER PLACENTA」(パーティアプラセンタ)と称する鹿の胎盤(プラセンタ)が主成分であるとする栄養補助食品等を販売するリーウェイジャパン株式会社(本店所在地:東京都港区)(以下「リーウェイジャパン」といいます。)に対し、令和3年8月2日、特定商取引法第39条第1項の規定に基づき、令和3年8月3日から令和4年2月2日までの6か月間、連鎖販売取引に係る取引の一部等(勧誘(勧誘者に行わせることも含みます。申込受付も同じ。)、申込受付及び契約締結)を停止するよう命じました。
あわせて、消費者庁は、リーウェイジャパンに対し、特定商取引法第38条第1項の規定に基づき、再発防止策を講ずるとともに、コンプライアンス体制を構築することなどを指示しました。
また、消費者庁は、リーウェイジャパンの代表取締役である林汶鋒及びゼネラルマネージャーである陳建欣に対し、特定商取引法第39条の2第1項の規定に基づき、令和3年8月3日から令和4年2月2日までの6か月間、本件取引等停止命令により取引等の停止を命ずる範囲の連鎖販売取引に係る業務を新たに開始すること(当該業務を営む法人の当該業務を担当する役員となることを含みます。)の禁止を命じました。
もう少し詳しく内容を見ていくと、リーウェイジャパンの会員は
サプリを飲んで数日たつと毛がたくさん生えるようになった
糖尿病に聞く
鹿の細胞が新しい細胞を作り、全ての病気に聞く。がんも治る。アトピーに効く
等々、あたかもサプリを飲むことで体調が良くなったと錯覚させる根拠のない言葉で勧誘していたとのことでした。
リーウェイジャパン クーリングオフを告知せずとの事例も
更に「クーリングオフ」の告知をしなかったり、
出来ないというような表現を勧誘の際に行っていたようですね。
まとめ
今回のリーウェイジャパンの行政処分は、
オーバートークやクーリングオフの告知をしない等、
コンプライアンス的な問題が大きな原因のようですね。
設立・上陸直後に急成長したため末端部分まで、
コンプライアンスを指導することができなかったようです。
今回の行政処分により、収入目当てで参加された会員さんは離れ、
本当にリーウェイの製品を広めたいと思う会員さんが、
残ることになるでしょう。
今月から薬機法も改正され、ネットワークビジネス業界も更なる
改善が求められるようになってきます。
私達ディストリビューターも、これまで以上に気を引き締めて
相手に寄り添った活動を心がけていかなければなりませんね。