「ミッシングワーカー」と40代独身女性

先日、深夜に何気なくTVを付けていたら、とても興味深い番組が放送されていました。
それはNHK 特集「ミッシングワーカー 働くことをあきらめて…」という番組でした。

「ミッシングワーカー」という聞きなれない言葉に?な感じでしたが、番組をみているうちに他人事は思えない内容で色々考えさせられました。

「ミッシングワーカー」とは?

「ミッシングワーカー」とは長期間働けるのに求職しない、働く意欲のない方達の事だそうです。

これには様々な日本を取り巻く社会環境が原因なんですが、特に近年大きな問題となっているのが40代・50代の働き盛りの年代が増加しているということ。そしてその多くが独身者だそうです。

その大きな原因は長期間に渡る「親の介護」。
今回の番組でもいくつかのケースが紹介されていました。

親の介護の為、正社員では働けず、短時間の仕事や貯金、親の年金で生活をする。
そして介護が長期化すればするほど社会から孤立し、介護が終わっても社会復帰出来ない状況…。

私自身、40代で独身・セラピストは個人事業主なので両親の介護を始めるとなると一気に収入はストップしてしまう…。なのでここで紹介されていた人達は未来の自分の姿なんだと感じました。

幸いな事に私は現在、セラピスト業と並行して在宅ビジネスを副業としており、将来は両親の介護をしながら在宅ビジネスを本業にと考えています。

「ミッシングワーカー」は全ての人が予備軍

「ミッシングワーカー」は現代社会の大きな問題です。そして誰もがその予備軍です。他人事ではなく自分がなる可能性があると危機感を持たないといけないのではないのかなと思います。

そして私達世代も見る側から見られる側になる日も近いです。

今の日本は社会制度の崩壊が大きな課題となっており、どんどん以前の様に歳がいったからといって国からの保障は期待できません。

かといって、年齢的にも収入を増やすのも至難の技です。

40代の今だからこそ真剣に将来の人生設計を今からきちんと考える時なのではないでしょうか?

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